韓半島有事を想定した韓米合同軍事演習の「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」が17~28日までの日程で始まりました。
この演習は毎年8月に行われ、韓国軍が主導し、アメリカ軍が支援する形で進められます。
ことしは韓国軍5万人余り、アメリカ軍3万人余りが参加します。
今月初めに北韓軍の地雷で韓国軍兵士が負傷する事件もあって、韓米両軍は期間中、北韓軍によるさらなる軍事挑発に備えて、偵察活動を強化することにしています。
北韓は15日に国防委員会報道官名義の声明を発表、「われわれに対する先制攻撃を狙った訓練だ」として、「演習を強行すれば、われわれの軍事対応は強化される」と威嚇しました。
韓米連合軍司令部は、演習は防衛を目的としたもので、板門店の軍事停戦委員会を通じて、北韓側に日程と訓練の性格について通知したとしました。