北韓が15日から標準時間を30分遅らせる「平壌時間」の運用を始めたことから、開城工業団地への韓国企業関係者の出入時間が17日から30分遅くなりました。
韓国側から開城工業団地に入る時間は朝8時半から9時に、開城工業団地から韓国側に戻る時間は午後5時から5時半に、それぞれ遅くなります。
北韓側は15日、韓国企業関係者の開城工業団地への出入時間を30分遅らせるよう韓国側に通知してきました。
韓国統一部の関係者は、時差による混乱を防ぐため、出入時間を調整することにしたとしました。
北韓が標準時間を30分遅らせる決定をしたことについて、朴槿恵大統領は10日、「時間まで分離させるのは、南北協力と平和統一に向けた努力に逆行する」と非難しました。