統一部は来月までに6万人あまりの離散家族の現況を全て調査し、名簿を北韓側に伝えることにしました。
朴槿恵大統領が光復節の記念式典での演説で、北韓に対して、年内に離散家族の名簿を交換することを希望するとしたことを受けて、全ての離散家族の名簿を作成することにしたものです。
統一部の関係者によりますと、6万人を超える全ての離散家族の現況を一度に調査するのは初めてで、名簿作成にはひと月以上かかるということです。
統一部の資料を見ますと、1988年から先月末ま離散家族登録をした人は12万9000人余りですが、うち6万3000人余りはすでに死亡しました。
統一部の関係者は、日本のお盆に当たる秋夕の来月27日にも名簿を北韓側に伝えたいとしています。