国の非常事態に備える民防空訓練が19日、午後2時から15分間、全国各地で一斉に行われます。
今回の訓練は、北韓の長射程砲やミサイル発射など、空襲に備えたもので、午後2時に訓練のための空襲警報を知らせるサイレンが鳴り響くと、道路で人や車の一時通行が止められ、人々は15分間、最寄りの避難所に避難します。
また、マーズ=中東呼吸器症候群の感染拡大を機に、感染症が広がった場合に備えた国民行動要領の周知を図る必要性が指摘されていることから、官公庁や主な企業では、生物防御訓練を実施するほか、主な避難所では、生物防御に向けた国民行動要領に関する教育を実施することにしています。