独島(トクト、日本で言う竹島)で17日、初めてのミサが行われました。
慶尚北道(キョンサンブクド)鬱陵島(ウルルンド)にあるカトリック教会、道洞(トドン)聖堂は、17日午前11時、独島で、日本の植民地支配からの解放70周年を記念し、独島が平和の島になることを願うミサを行いました。
独島でカトリックのミサが行われたのは初めてで、ミサには信者や独島警備隊員など50人あまりが出席しました。
ミサを執り行った神父は、「真の平和は正義の実現によってもたらされる。独島が平和の島になることを願う」としたうえで、「毎年5月に独島でミサを行っていきたい」と話しています。
道洞聖堂は、2010年に聖堂の構内に「独島を守る聖母像」を建て、毎年8月15日に独島の平和を願うミサを行っています。