人民元の切り下げによって韓国の輸出産業が大きな打撃を受けるという報告が出ました。
現代経済研究院が最近、発表した報告書によりますと、ウォンに対する人民元の相場が5%下がる場合、韓国の輸出総額は3%ほど減少するということです。
現代経済研究院は、「中国が、韓国の中国への主力輸出品目である中間財の自給率を高めているなか、世界市場で韓国と輸出競争を繰り広げている製品で有利になるため、韓国の輸出に否定的な影響を及ぼしかねない」と話しています。
産業別には、機械産業の輸出が5.5%減り、影響がもっとも大きく、石油化学が3.7%、鉄鋼が2.5%、自動車が1.9%減ると予想されるということです。