北韓・平壌でスロベニアのロックバンド「ライバッハ（Laibach）」のコンサートが開かれたもようです。
朝鮮中央通信が19日、報じたところによりますと、スロベニアのロックバンド「ライバッハ」のコンサートが19日、平壌の烽火（ポンファ）芸術劇場で開かれたということです。
ライバッハは、「エーデルワイス」などの世界の名曲や反戦と平和をテーマにした曲を披露し、北韓の「アリラン」も演奏したということです。
朝鮮中央通信は、ライバッハが個性的で豊富な発声、高い演奏力で、芸術的技量を存分に発揮したと評価しました。
このコンサートは、北韓ヨーロッパ文化交流促進協会、ライバッハ楽団などがともに主催し、コンサートには、平壌市内の労働者、北韓の文化分野の関係者、ヨーロッパ親善・文化交流代表団、北韓に駐在する各国の外交官や国際機関の代表らが出席したということです。
ライバッハは、スロベニアが旧ユーゴスラビア連邦の一部だった1980年に結成されたグループで、制服の着用などの全体主義を連想させる挑発的な公演で知られています。