旧暦のお盆にあたる秋夕(チュソク)の際には、お供え物の酒と梨の消費量が普段の10倍に上ることがわかりました。
農村新興庁が、ソウルや首都圏の1000世帯を対象に食料品の購買傾向を調査したところによりますと、秋夕の10日前から秋夕当日までの期間には、お供え物に使われる食料品の消費が大幅に増える傾向があり、とりわけ、清酒と梨の販売量は普段の10倍に上るということです。
ほかにも、牛肉のカルビや、シッケ・スジョングァなど韓国伝統の飲み物、ぶどう、りんごなどの販売量も大幅に増えるということです。
その反面、いちごやオレンジ、トマト、パイナップルなど、お供え物として使われない品目は、販売量が減少する傾向が見られています。
これについて農林畜産食品部は、秋夕の前後に食料品の消費傾向が著しく変わることを踏まえて、農産物や畜産物の需要と供給を安定させるための特別対策班を運営する方針を示しています。