韓国企業のランキングで上位30の大企業で働く労働者の数が、去年に比べて0.8%の増加に止まったことがわかりました。
企業の業績を比較・評価するインターネットサイトの「CEOスコア」によりますと、韓国の上位30の大企業とその系列会社253社の雇用状況を分析したところ、ことし6月の時点で、大企業30社で働く労働者の数は合わせて100万5603人で、去年の同じ時期に比べて0.8%増加しました。
大企業30社のうち、新規雇用がもっとも多かった企業は現代自動車グループで、新規雇用者の数は全体の62.5%を占める5479人でした。
その反面、現代重工業やポスコなど、造船・鉄鋼・建設関連の企業11社は、いずれも従業員数を減らしているということです。
一方、ことし6月の時点で社員数がもっとも多かったのは、三星グループの23万2432人で、続いて現代自動車グループ、LG、ロッテグループなどの順となりました。
また、社員全体に占める正規職の割合は、大企業30社の平均で93.2%となっています。