南北高官級接触では、韓国は北韓に対して、地雷爆発事件などの謝罪を求めていて、協議が続いています。
朴槿恵大統領は24日の首席秘書官会議で、北韓の軍事挑発で韓半島の緊張が高まる事態が繰り返されてきたとしたうえで、こうした事態が繰り返されないためには、北韓のはっきりした謝罪と再発防止の約束が必要だと述べました。
また、北韓が謝罪せず、再発防止を約束しなければ、心理戦放送を続けるなど、相応の措置を取るとしました。
さらに、高官級会談では一定の合意に向けて協議を続けているとして、問題を解決するために最善を尽くしたいとの考えを表明しました。
朴大統領は、今回の事態が経済に及ぼす影響にも言及し、外国人投資家に対して韓国政府の対応を正確に伝え、不安心理が拡大しないよう対応策を講じるよう指示しました。
一方、23日の午後から続いている南北高官級会談は、なお協議が進められています。