ことし4月から6月の第2四半期の家計負債が第1四半期に比べて30兆ウォン以上増え、過去最大の増加幅となりました。
家計負債の総額も初めて1100兆ウォンを超えました。
韓国銀行が25日に発表したところによりますと、6月末時点の家計負債の残高は、3月末に比べて32兆2000億ウォン増え1130兆3000億ウォンでした。
これは、統計を取り始めた2002年第4四半期以降最大の増加幅で、家計負債の総額もこれまでで最も多くなっています。
その背景としては、韓国銀行が3月に政策金利を年1.75%に引き下げたのに続き、6月にこれまでで最も低い1.5%にまで引き下げたことが挙げられています。
家計負債の急速な増加は消費の萎縮につながり、景気回復の妨げになる可能性があるという指摘も出ています。