晩婚化にともなう高齢出産が進み、去年出産した女性の平均年齢が初めて32歳を超えました。
統計庁が25日発表したところによりますと、去年出産した女性の平均年齢は32.04歳で、統計をとりはじめた1993年以来もっとも高いということです。
また第1子を生む初産の平均年齢は30.97歳で、前の年より0.24歳高いということです。
これは晩婚化が進み、平均初婚年齢が年々高くなっていることによるものとみられます。
第2子の平均出産年齢は32.81歳、第3子は34.47歳で、いずれも前の年より上昇し、平均出産年齢は2005年に30歳を超えて以来9年ぶりにさらに2歳高くなりました。
一方、去年の出生率は一昨年と同じく8.6で、これまででもっとも低い水準です。