釜山の新しい玄関口となる新国際旅客ターミナルが、31日にオープンします。
26日には、オープン式が行なわれ、兪奇濬(ユ・ギジュン)海洋水産部長官や徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山市長、港湾関係者など1000人あまりが出席し、オープンを祝いました。
新国際旅客ターミナルは、海を泳ぐクジラとダイナミックな波の動きを象った地下1階、地上5階の建物で、延べ面積は9万3000平方メートルです。
埠頭は、国際旅客船2万トン級5隻、500トン級8隻、10万トン級のクルーズ船1隻を同時に泊められる規模となっています。
オープンは31日で、釜山駅とターミナルの間を走るシャトルバスを運行するということです。
ターミナルを運営・管理する釜山港湾公社の社長は、「新国際旅客ターミナルは、国際旅客船だけでなく、クルーズ船も泊まれる施設を備えている。オープンを機に、釜山港がコンテナ中心の港湾から北東アジアを代表するクルーズ観光の拠点、海上の玄関口へと、さらに飛躍すると期待される」と話しています。