少子化の影響で、小中高校のクラスの人数がここ5年間、毎年減少していることがわかりました。
教育部によりますと、全国の小中高校のクラスの平均人数は、ここ5年間でいずれも減少しました。
2014年の小中高校のクラスの平均人数は、小学校で2010年に比べて3.8人減少して22.8人となったほか、中学校では3.3人減少して30.5人、高校では2.8人減少して30.9人になっています。
一方、1クラスの平均人数が40人を超える小中高校は10校でした。
これについて専門家は、「最近は、少子化の影響で小中高校に通う児童・生徒の数が減少傾向にあるが、その一方で、一部の学校では、学校の規模に比べて児童・生徒の数が多く、1クラスの平均人数が多くなっている。すべての学校で適切なクラスの人数を維持するための方策が必要だ」と指摘しています。