北韓の金正恩第1書記は30日、世界基督教統一神霊協会の創始者、文鮮明氏の3周忌を控えて、遺族に弔電を送りました。
統一教会の関係者によりますと、金正恩第1書記は弔電で、「文先生は民族の和解と団結、国の統一と世界平和のために多くの努力を傾けた」と称えたということです。
文鮮明氏は北韓の平安北道生まれで、1991年に北韓を訪問、金日成主席と会談し、北韓との協力事業を進めるようになり、2000年には北韓で合弁会社の平和自動車総会社を設立したりしました。
金正恩第1書記は2012年に文鮮明氏が死去した際にも遺族に弔電を送っています。
今回は、金正恩第1書記の弔電のほか、金養建朝鮮労働党書記が弔花も送りました。