南北高官級会談で北韓側から出席した金養建朝鮮労働党書記は、会談の合意を実行に移すとの考えを示したことが分かりました。
これは統一教会関連の企業で作る統一グループの関係者が明らかにしたものです。
それによりますと、金養建労働党書記は27日、統一教会の創始者、文鮮明氏の3周忌を控えて平壌を訪れた平和自動車の朴相権名誉会長に会った席で、高官級会談の合意を実行に移すとの考えを示し、韓国側も合意を実行できるよう努力してほしいとして、合意の実行に意欲を示したということです。
また、金養建労働党書記は、北韓の体制を批判するビラを飛ばすのは、大型拡声器を使った心理戦放送と変わらないとして、ビラを飛ばすことも中止すべきだとしたということです。