韓国は、人口に対する医師数がOECD=経済協力開発機構加盟国のなかで目立って少ないことがわかりました。
OECDが1日、発表した加盟国の医療に関する国際比較資料の「健康統計2015」によりますと、韓国の人口1000人あたりの医師数は2.2人で、OECD平均の3.3人を下回りました。
これは、OECD加盟34か国のうち、トルコ、チリに次いで3番目に少ないものです。
また、韓国の人口1000人あたりの看護士数は、5.2人で、これも、OECD平均の9.1人を下回り、加盟国のうち5番目に少なくなっていました。
人口10万人あたりの医学大学卒業者数は8人で、OECD平均の11.2人を下回りましたが、看護大学卒業者数は97.3人で加盟国のなかでもっとも多くなっていました。