韓国が好きな中国人が半数を下回ることがわかりました。
アメリカの世論調査機関ピューリサーチセンターが3日に発表したところによりますと、アジア太平洋地域の10か国の国民合わせて1万5300人を対象に、ことし4月から5月にかけて行ったアンケート調査で、韓国に好感を持っていると答えた中国人の割合は、47％でした。
これに対し、中国が好きだと答えた韓国人は61％で、調査の対象となった10か国全体の中国に対する好感度の平均より4ポイント高くなっています。
また、韓国、日本、中国、インドのアジア主要4か国に対するアジア太平洋地域の各国国民の好感度は、日本が平均71％で最も高く、次いで中国が57％、インド51％、韓国47％の順でした。
調査を行ったピューリサーチセンターは、韓国に対する好感度が低くなっていることについて、パキスタンとインドの国民の半数以上が、韓国に対して興味がないと答えたからだと説明しています。