ラムサール条約にも登録され世界5大沿岸湿地の一つとされる、全羅南道の順天（スンチョン）湾庭園が、国が指定する、韓国初の「国家庭園」に指定されました。国の自然遺産に庭園が指定されたのは初めてです。
政府は5日、黄教安（ファン・ギョアン）国務総理も出席して、現地で順天湾庭園を国家庭園に指定する宣言式を行いました。
順天湾庭園は、麗水市がある半島の西側奥、順天市西側の順天湾に接して広がる湿地帯で、2013年から整備が進められ、広さ111万2000平方メートルの湿地帯に567種413万輪の花が咲き誇り、韓国で最も規模の大きい庭園です。
シギやマガモ、カリなど220種類もの鳥が飛んでくる場所としても知られ、2013年には韓国で初めての国際庭園博覧会が開かれています。