外食業界で消費されるキムチの5割以上が中国からの輸入品であることがわかりました。
農林畜産食品部によりますと、国内の外食業界で消費されるキムチの51.6%が中国から輸入されたものだったということです。
なかでも、小中高校の給食や高速道路のサービスエリアの食道など、キムチが大量に消費されるところでは、9割以上が中国からの輸入キムチを使用しているということです。
中国産キムチの韓国への輸入は、2011年以来毎年20万トンを上回っており、ことしは7月までの輸入量が12万6930トンに上っています。
これについて専門家は、「韓国と中国のFTA=自由貿易協定で中国産キムチの価格がさらに安くなれば、韓国産キムチの販売量はさらに減少するものと予想される。国産キムチの競争力を高めるとともに、キムチの輸出を拡大するための方策が必要だ」と指摘しています。