女性の数が男性の数を上回りました。住民登録で人口の統計を取り始めて以来、初めてです。
行政自治部の住民登録人口統計によりますと、ことし6月の時点で、女性は2571万5796人で、男性に比べて492人多かったということです。
女性の数が男性を上回ったのは、住民登録人口統計を取り始めた1960年代後半以来初めてです。
女性と男性の人口の格差は、1990年代後半から徐々に縮小し始め、去年12月の時点では男性が1万676人多かったのですが、ことし6月には女性が男性の数を上回りました。
これについて専門家は、「女性の平均寿命は男性に比べて長いため、高齢化が進むに連れて総人口に占める女性の割合が高くなる傾向がある。今後、女性の割合はさらに高くなるものと予想される」と説明しています。