北韓が、先の南北高官級会談での合意によって民族同士で平和を守れることが確かめられたとして、在韓米軍の撤収を主張しました。
北韓外務省の報道官は7日、談話を発表し、「南北は、先の高官級会談での合意によって、民族同士で平和を守れることを確かめた。韓半島の安定を保障するという在韓米軍の駐留の口実は、これ以上通用しなくなった」として、在韓米軍の撤収を主張しました。
続いて、「南北が一触即発の状態を迎えたのも、韓米合同軍事演習の期間中だった。合同軍事演習は北韓とアメリカの対立だけでなく、南北間の対立や不信を深める要因だ」と強調しました。
今回の談話は、在韓米軍駐留70年を迎えて北韓が発表したものです。