アメリカ下院のエド・ロイス外交委員長は8日、北韓の態度を変える最善の方法は短波ラジオによる放送やDVD、SNSなどによる「情報流入」だという認識を示しました。
これは、ロイス委員長が8日、ワシントンで、元外交部長官の韓升洲(ハン・スンジュ) 韓米協会会長に会った席で述べたものです。
この中で、ロイス委員長は、「北韓に向けて、より効果的に宣伝放送をする方法を模索しなければならない」と指摘し、「短波によるラジオ放送やSNS、DVDを通じて情報を流入させることがもっとも効果的な方法だ。現在、北韓で韓国のテレビドラマがDVDなどで流布され、人気を得ている。韓国をはじめ、世界各国で起こっている状況をリアルに知らせることこそ、北韓の変化を導くことになるだろう」と強調しました。
先月、北韓が韓国の拡声器による宣伝放送に敏感な反応を示し、南北間で一時軍事的な緊張が高まったことがある中、アメリカの下院外交委員長がこうした発言を公にしたことで、注目が集っています。