アメリカ動画配信サービス大手、ネットフリックスは9日、来年の早い時期に、韓国、シンガポール、香港、台湾で、映画やテレビ番組のストリーミングサービスを開始すると発表しました。
ネットフリックスは、世界最大級の映像配信サービスで、世界50か国以上で6500万人超の会員を抱え、多くのテレビドラマや映画を低料金の月額定額制で配信しています。
ネットフリックスは、ほとんどのコンテンツに対し、韓国語字幕サービスを支援する予定で、子ども向けの多彩なコンテンツも用意するとしています。
ネットフリックスのグレッグ・ピーターズ社長は、「ネットフリックスは、現在、多くのコンテンツを制作しているが、これを完璧にするためには、世界的に人気を得ている韓流コンテンツは欠かせない」と強調し、「韓国の創作者・制作会社との関係を拡大し、ライセンスを取得して創造的なコンテンツを世界の視聴者に配信したい」と語っています。
9月2日に日本でサービスを開始していて、来月はポルトガルとスペインでもサービスを始め、2016年にはグローバル展開することを目指しています。