韓国では葬儀の方法として伝統的に土葬が好まれてきましたが、最近では火葬が増えていて、去年、火葬の割合がおよそ79%と、先進国並みの80%に近づいていることがわかりました。
保健福祉部が11日明らかにしたところによりますと、去年の火葬の割合いは78.8%で、2001年の38.8%から2倍以上に増えました。
地域別では、釜山が91.3%でもっとも高く、続いて仁川(インチョン)、慶尚南道(キョンサンナムド)、ソウルなどの順となっています。
韓国では、高齢化や家族構成の変化、墓地面積の問題などから、2005年に初めて火葬率が土葬率を上回り、近く先進国並みの80%に達するものとみられています。