大邱(テグ)の軍部隊で11日、訓練中に手榴弾が爆発し、1人が死亡、2人が怪我をする事故が起きました。
陸軍によりますと、11日午前11時ごろ、大邱の軍部隊の訓練所で手榴弾を投げる訓練の途中に兵士が持っていた手榴弾が手の中で爆発し、1人が死亡、2人が怪我をしたということです。
陸軍は事故の収拾にあたるとともに、原因について調べています。
11日に行われた国防委員会の監査では、今回の訓練で使われていた手榴弾が、弾薬支援司令部から欠陥があると判定されたことから、手榴弾の欠陥が原因とする見方が出ています。
陸軍は後続措置として、現在の手榴弾について徹底的に調べるとともに、訓練は練習用手榴弾に切り替えて進めるよう指示しています。