北韓が長距離ロケットの発射や核実験の可能性を示唆したことについて、アメリカ・ホワイトハウスのアーネスト報道官は15日の定例会見で、「域内の緊張を高める無責任な挑発は自制すべきだ」と述べるとともに、「北韓を核保有国として認めない」とする見解を改めて示しました。
会見の中で、アーネスト報道官は、「韓半島の非核化に向けて、北韓は、過去に国際社会と約束した義務を履行することに集中すべきだ」と主張し、６か国協議関係国と協力していく考えを強調しました。
一方、国務省のラッセル次官補は15日、記者団に対して、「北韓は、朴槿恵（パク・クネ）大統領やオバマ大統領が差し伸べる手を握るべきだ」と強調し、「北韓が非核化の約束を遵守すれば、経済的利益や安全保障の憂慮を解消できる道が開かれる」として、北韓に対して自粛するよう求めました。