南米チリの沿岸で現地時間の16日午後、マグニチュード8.3の地震が発生しましたが、チリの韓国大使館 によりますと、今のところ、韓国人の被害はないということです。
チリには2500人ほどの韓国人がいるとされますが、震源地から近いイヤペル市には韓国人は住んでいないということです。
また、チリに在住する韓国人の多くが住んでいる首都サンティアゴでも強い揺れが観測されましたが、停電や被害などは発生していないということです。
ただ、津波の恐れがあることから、外交部は、非常連絡網などを使い、現地にいる韓国人に海岸から離れて身の安全に注意するよう呼びかけています。
外交部は、津波注意報が出されたハワイに滞在する韓国人にも安全の確保を呼びかけています。