来月20日に南北離散家族再会行事が行われる金剛山の施設を点検するために北韓を訪れていた点検チームが、点検を終え、17日に韓国に戻ってきました。
点検チームは、統一部や現代峨山(ヒョンデ・アサン)など実務担当者14人からなり、16日から2日間、金剛山観光地区を訪れ、離散家族再会の会場や南北離散家族の宿泊施設として使われるホテル、離散家族面会所の電力や温水供給などに関する施設を点検しました。
その結果、水道や電気など、修理が必要な部分が多いことがわかり、政府は、近く、修理にとりかかることにしています。
北韓は、朝鮮労働党創建70周年記念日を控え、核実験や長距離ロケット発射の可能性を示唆していますが、離散家族再会には協力的な姿勢を示していて、離散家族の生死確認作業も順調に進んでいます。
南北は、15日に離散家族生死確認依頼書を交換していて、20日間生死確認作業を行い、来月5日に結果を互いに通知し、それにもとづいてそれぞれ100人に最終的に絞り込み、来月8日名簿を交換することにしています。
離散家族の再会は、来月20日から26日までの間、北韓の金剛山の面会所で行われます。