北韓は長距離ロケットの発射をめぐる国際社会の批判に強く反発し、発射を強行する可能性を改めて示唆しました。
北韓の朝鮮中央通信は18日、「主権国家の権利である平和的宇宙開発を阻止する行為こそ、容認できない挑発だ」と強く批判し、
「衛星の打ち上げは、自主権の象徴だ」として発射の正当性を強調しました。
そのうえで、「衛星の打ち上げは国家科学技術発展計画による平和的事業だ」として、長距離ロケットの発射を強行する可能性を改めて示唆しました。
北韓の国家宇宙開発局の局長は14日、朝鮮中央通信に対して、新型衛星開発が最終段階にあると述べ、10月10日の朝鮮労働党創建70周年に合わせて長距離ロケットを発射する可能性を示唆していました。