中国の王毅外相は、韓半島の非核化は再確認されなければならないとして北韓に対して核の放棄を間接的に促しました。
北韓の核問題をめぐる6か国協議議長国の中国は、北韓の核放棄を明記した2005年9月の「9.19共同声明」から10年になるのを受けて、6か国協議当事国の関係者らを北京に招き18日から2日間、北韓の核をめぐるセミナーを開催しました。
この席で、王毅外相は、「韓半島の非核化が達成できなければ、韓半島の安定と北東アジアの平和は実現できない」と述べるとともに、「中国は、韓半島の緊張を高めるいかなる行動にも反対する」として、事実上、北韓による長距離ロケットの発射や4回目となる核実験に反対する姿勢を強調しました。