社会
エスカレーターの2列乗りキャンペーン 8年ぶりの終了へ
Write: 2015-09-21 10:02:45 / Update: 2015-09-21 10:02:45
エスカレーターからの転落事故などを防ぐため、動くエスカレーターで歩いたり走ったりせず、2列で立ち止まって乗るよう勧める内容で展開されていた安全キャンペーンが、8年ぶりに終了することになりました。
国民安全庁は、エスカレーターでの事故を減らすため、市民団体や製造企業、専門家らとともに世論調査や討論会を行った結果、エスカレーターに乗る際には、手すりベルトにつかまり、歩いたり走ったりせず、階段先端部の注意標識の内側に立ち止まるという3つの安全規則を決めたと発表しました。
エスカレーターの安全な利用については、利用者がエスカレーターの片側を空けずに、2列で立ち止まって乗るよう勧める内容の安全キャンペーンが2007年から進められてきました。
しかし、新しい安全規則が決まったことで、エスカレーターに2列で乗る安全キャンペーンは8年ぶりで終了することになりました。
これについて国民安全庁の関係者は、「調査の結果、エスカレーターに1列で乗ることが事故発生の主な原因であるという根拠が薄く、2列で乗ることが利用者の十分な理解を得られなかったことがわかったため、より詳しい内容で安全規則を決めることになった」と説明しています。
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