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社会

鳥インフルエンザ 全羅南道で再び発生

Write: 2015-09-22 12:58:46Update: 2015-09-22 13:00:04

鳥インフルエンザ 全羅南道で再び発生

韓国南西部の全羅南道羅州(ナジュ)郡と康津(カンジン)郡に続いて、光州(クァンジュ)市と全羅南道潭陽(タムヤン)郡でも毒性の強い高病原性鳥インフルエンザが発生し、人の往来の多くなる旧盆の秋夕(チュソク)を控えて、感染拡大が懸念されています。
農林畜産食品部が21日、発表したところによりますと、光州市内と全羅南道潭陽郡内の伝統市場のアヒルや鶏売り場で試料を採取し、精密検査を行った結果、高病原性の「H5N8型」の鳥インフルエンザ・ウイルスが検出されたということです。
今回の検査は、鳥インフルエンザ防疫強化のためにことし3月から新たに取り入れた「常時予察」によって行われたものです。
農林畜産食品部は、鳥インフルエンザ・ウイルスが検出されたアヒルや鶏売り場2か所を19日から2週間閉鎖し、アヒル30羽あまりを処分しました。
これに先立ち今月18日には、全羅南道羅州郡と康津郡のアヒル農場2か所で出荷前のアヒルから高病原性鳥インフルエンザ・ウイルスが検出されています。
今回の一連の感染は、ことし6月に鳥インフルエンザ・ウイルスに感染したアヒルを処分して以来3か月間、再発がなかったため、農林畜産食品部が終息宣言を行おうとしていた矢先に発生しました。
鳥インフルエンザは、光州、全羅南道に集中していて、ことしに入ってこの地域の29の農家で発生し、予防のため合わせて44の農家のアヒルや鶏65万3300羽あまりが処分されました。
農林畜産食品部は、秋夕の連休で人の往来が活発になることから、感染拡大を防ぐため今月23日と30日を「全国一斉消毒の日」とし、防疫活動を強化するほか、農林畜産検疫本部を中心に消毒の点検を行う方針です。

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