北韓の長距離ミサイルについて、様々な見方が出ています。韓国のメディアが、北韓北西部、東倉里(トンチャンリ)のミサイル発射場で、10月10日の労働党創建70周年記念日を前に、長距離ミサイル発射準備が活発化していると、伝えましたが、これについて、韓国政府筋は24日、「人や装備の動きはこれまでに比べて特に変わっておらず、発射が差し迫っているという兆候はまだない」と述べました。
ただ、東倉里にあるミサイル発射場の発射台と、平壌(ピョンヤン)と鉄道で結ばれている東倉里駅の一部に覆いが設置されていて、韓国軍と情報当局は、これを長距離ロケットの大きさや発射関連作業を隠す意図と判断し、注意深く監視しています。
長距離ロケットの1、2段の推進装置は、平壌(ピョンヤン)のミサイル工場から鉄道で東倉里発射場に運ばれるものとみられ、北韓が発射に向けた準備を始めれば、その兆候を事前に把握できるものとみられています。
韓国のメディアは、韓国政府筋の話として、東倉里のミサイル発射場で、10月10日の労働党創建70周年記念日を前に、長距離ミサイル発射準備が活発化していると伝えています。