ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンがアメリカの排ガス規制を逃れるために不正なソフトウエアを搭載していた問題で、このディーゼルエンジン「EA 189」が搭載された車両は、韓国に15万台近くあるものと推計されます。
韓国輸入車協会の統計によりますと、韓国に輸入されたフォルクスワーゲンブランドは、アメリカ当局から不正が指摘された「ゴルフ」と「ジェッタ」「ビートル」「パサート」のほかに「ティグアン」や「CC」など合わせて8車種、およそ11万台に上ります。
アウディブランドは、アメリカで指摘された「A3」をはじめ、「A4」や「 A6」など6車種、およそ3万5000台です。
環境部が来月から始める排ガス調査でフォルクスワーゲンの不正が確認されリコールが行われれば、輸入車の排ガス関連のリコールとしては過去最大規模になる見通しです。