鳥インフルエンザがおよそ3か月ぶりに発生した問題で、農林畜産食品部は、感染の拡大を防ぐため、旧盆の秋夕連休中にアヒルや鶏を飼育する畜産農家への立ち入りや車の移動を自粛するよう呼びかけました。
今月に入って、高病原性の鳥インフルエンザの感染が確認されたのは、南西部の全羅南道羅州(ナジュ)郡と康津(カンジン)郡、光州(クァンジュ)市と潭陽(タムヤン)郡で、これまでにアヒル3万3000羽あまりが処分されました。
農林畜産食品部は感染拡大を防ぐため、アヒルや鶏を飼育する畜産農家への立ち入りを自粛するよう呼びかけているほか、GPS=全地球測位システム装置の装着を義務付けた畜産農家の車両について、警察庁と合同で取り締まりを行っています。
また政府は、来月1日から渡り鳥が飛来する来年5月までを、特別防疫対策期間として渡り鳥の飛来地を監視するほか、鳥インフルエンザ発生経歴のある農家や伝統市場などを対象に監視や検査を続けることにしています。