仁川(インチョン)大橋が韓国で初めて「世界最優秀プロジェクト賞」を受賞しました。
国際プロジェクト・マネージメント協会(IPMA)の総会が現地時間の29日、パナマで開かれ、韓国の仁川大橋は、イタリア、スイス、ロシアなど20か国あまりのプロジェクトのなかから最優秀賞を受賞しました。
協会は、国と地域の発展に貢献する持続可能な事業を企画、完成したこと、金融会社中心の新たな民間資本事業の構造を確立したことなどを選定の理由として挙げています。
この協会は、2年ごとに世界の優秀なプロジェクトを選んで、賞を贈っていて、ことしは3月から6月までの間、書類審査、現場調査、インタビューなどを実施しました。
仁川大橋株式会社は、「プロジェクト・マネージメントが定着していない韓国で、事業の企画段階からプロジェクト・マネージメントを取り入れ、国際的なベンチマーキングの事例として評価された」と話しています。