韓国で最初にマーズ=中東呼吸器症候群への感染が確認された60代の男性が、旧暦のお盆、秋夕(チュソク)連休前に退院したことがわかりました。
保健福祉部の中央マーズ管理対策本部は1日、一般病室で治療を受けていた最初の感染者が先月25日に退院したと明らかにしました。
この男性は、中東地域でマーズに感染し、5月20日に韓国で最初に感染が確認されていました。
保険当局は、男性からの求めに応じて退院の発表を遅らせたと説明しました。
これで、治療中のマーズ感染者は、5人となりました。
このうち1人は、遺伝子検査で、依然として陽性反応が出ていて、別の2人は、呼吸や血圧などの状態が不安定な状態です。
新しい患者は、88日連続発生していません。