韓国人にもっとも愛される果物は、柑橘類でした。
農林畜産水産部によりますと、去年1年間、オレンジを除いた、みかんやデコポンなどの柑橘(かんきつ)類の、1人当たりの消費量は14.3キログラムで、韓国で販売される果物のなかでもっとも多かったということです。
1人当たりの果物の消費量は、1990年代半ばまではりんごがもっとも多かったのですが、1990年代後半からは柑橘類がりんごを上回っているということです。
これについて農林畜産水産部の関係者は、「柑橘類は手で簡単に皮をむいて食べることができるため、若者を中心に人気を集めているものとみられる」と説明しています。
消費量が2番目に多かったのはりんごで、続いてぶどう、梨、桃、柿などの順でした。