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経済

韓国政府 「TPP大筋合意を歓迎、参加の方向で検討」

Write: 2015-10-06 13:24:39Update: 2015-10-06 13:30:10

韓国政府 「TPP大筋合意を歓迎、参加の方向で検討」

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉が大筋合意に達したことについて、韓国政府は「国益が最大化される方向で参加を積極的に検討する」と述べました。
産業通商資源部は5日、報道資料を出し、「アジア・太平洋地域でもっとも大きい経済共同体が発足したことを歓迎する」としたうえで、「国益が最大化される方向で参加を積極的に検討する」と明らかにしました。
また「TPPが今後、域内の投資自由化を導き、包括的な地域経済統合体として発展することを期待する」と述べました。
続いて産業通商資源部は、「韓国はおととしTPPへの関心を表明して以来、交渉参加12か国との2国間協議を通じて参加の条件について議論してきた。協定文が公開されれば、韓国経済に及ぼす影響を徹底して分析し、公聴会などの手続きを経て、政府の立場を最終的に決める方針だ」と話しました。
一方、崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理兼企画財政部長官は6日、国会企画財政委員会の国政監査に出席し、「いかなる形であれ、メガFTA=自由貿易協定に韓国が参加する方向で検討を進める」と述べました。
TPP交渉に初めから参加しなかった理由については、「2008年にアメリカが参加を宣言した際、すでに韓国はアメリカとFTA交渉が妥結していて、中国とのFTA交渉も進められていたため、前の政権は、そこに集中した方がいいと判断した」と説明しました。

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