韓国と北韓は8日、離散家族再会に向けて、最終的な再会対象者の名簿を交換しました。
対象者は、韓国に登録されている対象者のうち、高齢者と直系家族を優先にパソコンによる抽選でまず500人を選び、生死確認を行ったうえでおよそ120人に絞り、健康状態や参加意思などを確認して韓国側90人、北韓側97人の最終名簿を確定したものです。
再会は今月20~26日に北韓の金剛山で実施され、南北は、14日までに、再開行事の会場となる金剛山(クムガンサン)内の施設の点検を終えることにしています。
今回の離散家族の再会は、北韓側からの申請者97人の家族再会が先に今月20日から3日間行われ、その後、韓国側からの申請者90人の家族再会が24日から3日間行われる予定です。
北韓は、労働党創建70年記念日に長距離ミサイルを発射しないものとみられており、離散家族再開は、予定通りに行われる見通しとなっています。