10月9日は、韓国固有の文字、ハングルの公布を記念する「ハングルの日」です。
ハングルの日は、朝鮮王朝時代の1446年に世宗(セジョン)大王が韓国固有の文字ハングルを公布した日で、今年も各地で記念行事が行なわれました。
このうち、ソウルの世宗文化会館で行なわれた記念式典には、市民らおよそ3000人が参加し、あいさつに立った黄教安(ファン・ギョアン)国務総理は、「日本からの独立70年となる今年のハングルの日は、その意味が格別だ。ハングルは韓国民族を一つにまとめ、文化民族にしてくれた民族の自慢だ。韓国の言葉と文字が、文化隆盛の時代を切り開く貴重な土台になることを期待する」と述べました。
世宗文化会館周辺一帯では、ハングル関連の展示会や体験イベントが行われるなど、全国各地で記念イベントが行なわれています。