アメリカの有力シンクタンク「CSIS＝戦略国際問題研究所」は、9日、今月16日にワシントンで行われる韓米首脳会談で、オバマ大統領と朴槿恵（パク・クネ）大統領が、北韓の核問題をめぐる韓国、アメリカ、中国の3か国による協力について議論する計画であることを明らかにしました。
これは、CSISのビクター・チャ専任研究員が9日、現地のメディアに述べたものです。
それによりますと、韓米首脳会談で両首脳は、韓中、米中首脳会談の結果を踏まえ、3か国の協力策について議論する予定だということです。
また、アメリカの終末高高度防衛ミサイル「サード」の韓半島配備について、ビクター・チャ専任研究員は、「北韓が軍事パレードでミサイル能力を誇示した後で韓米首脳会談が開催される点に注目する必要がある」として、サードを含むミサイル防衛システムが韓米首脳会談の議題となることを示唆しました。