韓国の1人当たりの金融純資産が主要50か国のなかで22位であることがわかりました。
ドイツ系保険大手、アリアンツ・グループが12日、発表した報告書によりますと、去年の韓国の1人当たりの金融純資産は、2万4160ユーロで、50か国のなかで22位でした。
スイスが、15万7000ユーロでもっとも多く、アメリカが13万8000ユーロ、イギリスが8万6000ユーロの順でした。
日本は7万3000ユーロで8位、中国は7900ユーロで33位でした。
負債を含めた韓国の1人当たりの金融資産は、4万3000ユーロで、これも22位でした。
一方、1人当たりの金融純資産から割り出す、所得分配の平等さを示すジニ係数は、韓国は53.5パーセントで、アジア平均の62.7、世界平均の63.8を下回りました。
ジニ係数は、数字が小さいほど、所得分配が平等に行われていることを意味します。
アリアンツ・グループは毎年、主要50か国の資産や負債を分析した報告書を発表しています。