韓国政府が内需を盛り上げるためにことし初めて開催した大バーゲンセールの「韓国版ブラックフライデー」の期間中、デパートやオンラインショッピングモールの売り上げが25％以上伸びたことがわかりました。
企画財政部がまとめたところによりますと、ロッテや現代、新世界などのデパートの今月1日から11日までの売り上げは、去年の同じ期間に比べて25％伸びたということです。
またネット通販やオンライン免税店など11のオンラインショッピングモールの売り上げも27％増加しました。
一方、中小企業庁が、「韓国版ブラックフライデー」に参加した伝統市場50か所と来場者100人を対象にアンケート調査を行った結果、伝統市場の78％が去年より売り上げが10％以上伸びたと答えました。
これについて崔炅煥（チェ・ギョンファン）経済副総理兼企画財政部長官は、「初めての開催だったにもかかわらず、十分成果が上がった。今後、消費者や業界の意見を反映し、定例化する場合のイベントの時期や期間、正式な名称などを決めたい」と話しています。