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韓半島

王宮跡「満月台」 南北で共同行事

Write: 2015-10-16 10:33:33Update: 2015-10-16 10:33:33

王宮跡「満月台」 南北で共同行事

北韓の開城(ケソン)にある高麗時代の王宮跡、「満月台(マンウォルデ)」で南北が共同で行ってきた発掘と関連した行事が、ソウルと開城でそれぞれ始まりました。
ソウルでは、14日、ソウルの国立故宮博物館で、満月台発掘遺物と関連した特別展示会が始まりました。
発掘調査に対する理解を助けるため、デジタル技術を駆使し、満月台の跡地の模型やコンピューターグラフィック映像、記録物などを展示しているほか、バーチャルリアリティー技術を用いて発掘現場を再現しています。また、日本による植民地時代に出土し、現在、国立中央博物館が所蔵している満月台の遺物も展示されています。
展示は来月6日までです。
また、開城では、今月15日から来月15日まで、開城の高麗博物館で満月台の遺跡の展示会が行われ、満月台から出土した陶磁器やお皿など100点あまりの遺物が展示されています。
15日には、開城で、南北の歴史学者らが出席して共同学術会議が行われ、満月台の発掘調査の過程や課題、今後の推進方向、保存・活用方法などについて議論しました。
満月台の遺跡は、高麗(こうらい)の王宮があったところで、ユネスコ世界遺産に登録された「開城の歴史的建造物群と遺跡群」に属しています。満月台については、南北共同発掘調査が2007年に始まりましたが、南北関係の悪化で2011年から3年あまりにわたって中断し、去年7月に再開しています。

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