北韓の金剛山(クムガンサン)で行われる、南北離散家族の再会行事の日程が決まりました。
これは、統一部が16日に明らかにしたものです。
それによりますと、第1次の再会行事は、今月20日から22日まで行われ、北韓側からの申請者96人が韓国の家族と再会し、第2次再会行事は、24日から26日まで韓国側の申請者90人が北韓の家族と再会することになっています。
このうち、第1次の行事では、北韓側の家族一行が20日午後3時半に、金剛山の面会場で韓国に住んでいる肉親と初めて再会し、午後7時半に韓国側が主催する歓迎晩さん会に参加します。
2日目の21日には、午前9時半から金剛山ホテルで、家族ごと個別の再会や合同の昼食会などが行われ、3日目の22日には午前9時半から別れの懇談会が行われる予定で、再会は2泊3日の間に6回にわたって12時間行われます。
特に別れの懇談会は、韓国側が時間の延長を繰り返し提案したのを北韓側が受け入れ、従来の1時間から2時間に拡げて行われることになりました。
今回の離散家族再会は、2000年8月の第1回から数えて20回目、朴槿恵(パク・クネ)政権に入ってからは2回目です。