離散家族再会を控えて、韓国側の離散家族が北韓にいる家族のために用意した贈り物としては、防寒着などの衣類がもっとも多いことがわかりました。
19日午後、韓国東部束草(ソクチョ)市のリゾートホテルに集まった韓国側の離散家族は、北韓にいる家族のために用意したお土産袋を手に手に携えていました。
お土産のなかでもっとも多いのが、北韓の冬の寒さに耐えられるようにダウンジャケットや防寒下着、靴下などの衣類で、そのほかに高齢になった家族のための栄養剤や常備薬、自分の姿が写っている写真アルバムなどがありました。
韓国政府と大韓赤十字社は、北韓にいる家族に渡す贈り物として、現金は1500ドルまでと制限し、高価な時計、酒、貴金属などは認めないことにしています。
また贈り物の入ったかばんの重さも、30キロを超えないようにしています。