韓国の株長者上位100人が保有する株式の評価額が去年に比べておよそ30%上昇したことがわかりました。
財閥情報専門サイトの財閥ドットコムが19日、発表したところによりますと、今月16日の終値を基準に、韓国の株長者上位100人の上場株式の評価額は、合わせて107兆1056億ウォンで去年に比べておよそ30%増えました。
保有株の評価額がもっとも多いのは、三星電子の李健煕(イ・ゴンヒ)会長で去年に比べて1兆3000億ウォン増えました。
2位は、アモーレ・パシフィック・グループの徐慶培(ソ・ギョンベ)会長、3位は三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長でした。
またことしは、上位100人のうち、20人が入れ替わりました。これについて財閥ドットコムは、「製造業が落ち込んでいるなか、バイオ、ITなど一部の業種の株価が上昇したため、株長者番付に変動があった」と説明しています。