農林畜産食品部は、来年春に水不足が予想される地域103か所を対象に100億ウォンを投じて用水路の整備などの緊急対策を講じることを、25日、明らかにしました。
韓国では、ことし10月現在、降水量が平年の62%、農業用貯水池の貯水率が平年の60%に止まっており、来年の春には水不足になる可能性が高いと予想されています。
このため農林畜産食品部は、来年春に水が足りなくなると予想される地域103か所を対象に、農業用水を有効利用する対策を拡充するため、100億ウォンを投じることになりました。
支援の対象は、ソウル近郊の京畿道(キョンギド)と仁川(インチョン)広域市、韓半島中部の忠清北道(チュンチョンブクド)、南西部の全羅北道(チョンラブクド)など6つの地域の103か所で、農地の面積は合わせて3万ヘクタールに上ります。